社員のキャリア形成は離職につながる、は本当?

企業のキャリアコンサルティングをしていると、この意見を良く聞きます。経営者の方でこう思われる方は結構多いようです。そうなると、ただでさえ人材が不足している状況では、さらに問題を生み出すのでは、といいう懸念も出てきます。

では、これはアリでしょうか?ナシでしょうか?結論から言うと、「アリ」であり「ナシ」でもあるのです。
確かに、今の仕事と将来の夢につながりが感じられない人、他にやりたいことがあるのに我慢している人は、キャリアを見つめ直すことで方針転換をする可能性が高くなります。これが「離職者が増える」という懸念ですね。

しかし、ものは考えようです。
乱暴な意見かもしれませんが、現状の仕事に満足せず転職を考える人は、現状に満足する状態に戻らない限り、遅かれ早かれ組織を離れます。そうでなければ、我慢しながら仕事を続ける人も、お金と時間と工数をかけて育てようとする企業も、20年も働いてから急に離職、となるとお互いに得なことは全くありません。早いうちにアンマッチを解消して羽ばたいた方が、お互いにとってプラスではないでしょうか?

キャリアコンサルティングの本当の効果は、企業の中での自分の価値、能力、そして進むべ方向を考え、腹落ちしてモチベーショがさらに高まることです。そうすれば、ますます貢献でき、結果的に本人も企業もリターンを得られる、そういうサイクルに持っていけます。
そして、そのモチベーションが社内を活性化し、新たな人材を呼び込む糧になります。

キャリアコンサルティングは、両方の側面を持っています。これを是非うまく活用しましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です